大正十五年末、主人と私と三男也寸志(大正十四年七月生れ)と三人で、私の実家のある鵠沼海岸の東屋旅館に滞在しました。 上の二人の子は田端の家へ残して来ました。五月に入り、也寸志の初節句のため、私は也寸志を連れて田端の家へ一足先に帰りました。…
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