芥川龍之介先生マンガ記

芥川龍之介先生関連のマンガを掲載しています。見て頂くことと自分の調べ物と両方を目的にしています。

夏の図書館

藤岡蔵六の写真が見つからなかったので、人物の外見をいい加減に描いてしまいました。参考になりそうな資料をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えて頂けるとありがたいです。

本の装丁に関しても実在のものではありません。

柏生甫著『稲生物怪録

芥川龍之介全集17巻巻末には、

「柏生甫著。三巻三冊。一八〇六年刊行。」

とあります。
なお、ウィキペディアにも項目があります。

稲生物怪録』(いのうもののけろく、いのうぶっかいろく)は、江戸時代中期の寛延2年(西暦1749年)に、備後三次藩(現在の広島県三次市藩士の稲生武太夫(幼名・平太郎)が体験したという、妖怪にまつわる怪異をとりまとめた物語。

解説 その内容の奇抜さから、『稲生物怪録』は多くの高名な文人・研究者の興味を惹きつけた。まず江戸後期に国学者平田篤胤によって広く流布され、明治以降も泉鏡花折口信夫らが作品化している。近年の妖怪ブームにのり、最近では民俗学者谷川健一荒俣宏、伝奇作家の京極夏彦らも関連本を発行、水木しげるも『木槌の誘い』で漫画化し、『地獄先生ぬーべー』でも劇中のエピソードで紹介された。また三次を舞台にした宇河弘樹の漫画『朝霧の巫女』に取り上げられたことで、三次に若い観光客が増えているという。

「稲生」というのは姓ですね。

比叡山天狗の沙汰』

芥川全集17巻巻末には、

妖怪の本。龍之介の「椒図志異」22に、この本から抜き書きがある。

とあります。

『本朝妖魅考』

芥川全集17巻巻末には、

未詳。妖怪談の本か。

とあります。

検索してみましたが、『比叡山天狗の沙汰』と『本朝妖魅考』に関しては上記のような芥川に関連した記事しかみつかりませんでした。(2015年4月22日現在)

 

芥川龍之介全集〈第17巻〉書簡1
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