啓 はるばるの御状しみじみ難有く覚え候、今四日小生も都に帰り四畳半の小斎に旅塵をはらひつゝ唯今本尊簡を拝読致し侯、承れば御地に於て"江東男児の面目を御代表"遊さるる由いつにもなき大気焔に恐れ入侯、小生も疲労のなほり次第槍ヶ岳登攀の行に上るべく…
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